平和な村に、突如現れた狼精。
昼は人の姿、夜は本性を現し、人々を次々と食い殺していきます。
平民たちは、自分以外の役職を知りません。
平民たちは、混じっている狼精を見つけ出して平和な村を取り戻そうとします。
狼精たちは、正体に気づかれないよう、嘘をつきながら平民全員を食い殺そうとします。
「汝は狼精なりや?」は、平民たちと狼たちのかけひきのゲームです。
平民と、平民の味方を、「平民サイド」と呼びます。
狼精と、狼精の仲間を、「狼精サイド」と呼びます。
「平民サイド」は、狼精※を全員やっつけたら勝ちです。
「狼精サイド」は、平民サイドを全員殺したら勝ちです。
このゲームはチーム戦です。片方のサイドが勝てば、そのサイドに属していた死者も勝者となります。
※「狼精の仲間」は含まれません。狼精のみ倒せば平民サイドの勝利となります。
役割名:平民(※元ゲームでは村人)
特殊アイテム:なし 特殊技能:なし
特殊技能はありません。貴方の知恵が勝利を決めます。
平民個人は何の力も無い。
しかし数という武器は、かなり強力。
役割名:傭兵(※元ゲームでは牧師)
特殊アイテム:守りの盾 特殊技能:防御
夜、狼精が襲ってきた時、守りの盾を出すことによって、狼の攻撃を防ぐことができます。
道具は一度だけ使えます。
狼の攻撃を防ぐことができる、頼れる用心棒。
平民たちの信用を勝ち取り、狼を追い詰めろ。
役割名:蟲師(※元ゲームでは祈祷師)
特殊アイテム:墨蛛汁 特殊技能:反撃
夜、狼精が襲ってきた時、墨蛛汁を出すことによって、狼の攻撃を反撃し逆に倒すことができます。
道具は一度だけ使えます。また、初夜(ゲーム開始後初めの夜)は使用できません。
平民サイドの切り札。毒の精製には時間がかかる。
襲ってきた狼の口に、お得意の毒を投げ込んでしまえ。
役割名:狼精(※元ゲームでは人狼)
特殊アイテム:狼の爪 特殊技能:襲う、相談
夜、狼の爪を出すことによって、一夜に一人襲って殺します。
パスは1度までで、襲える状況なのに襲わなかった時消費されます。
また、メッセンジャーなどを使用し仲間と相談できます。
食物連鎖の絶対頂点。
無力な平民を食い尽くせ。
役割名:盗賊(※元ゲームでは狂人)
特殊アイテム:なし 特殊技能:自殺
狼精に襲われなくても、夜に自殺ができます。
これによって、狼精ではない人に狼精の疑いをかけ、狼精を有利にすることができます。
ただ、狼精が誰かはわかりませんし、相談することもできません。
乱世を望む、悪意の塊。
憎きこの世が混乱するなら、自分の命も惜しまない。
プレイヤーは全員紙の羅刹冠を持ち、それを被ることで死亡を表します。
狼精は、夜に「取引窓」を要請し、狼の爪を相手に見せることで襲ったことになります。
対抗する道具がなければ、そのまま死亡となりますので、紙の羅刹冠を被ってください。
傭兵、蟲師は、所持しているアイテムをその取引窓で見せ返してください。それで使用したことになります。
また、いかなる場合も道具は「見せるだけ」で、交換はしません。
例:狼精と蟲師
1.
狼精役が取引要請をします。
2.
爪を見せれば、襲ったことになります。
3.
墨蛛汁を見せ返せば、反撃したことになります。
4.
窓を閉じ、死んだ人は紙の羅刹冠を被ります。
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汝は狼精なりや?